社長のブログです
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ドル安が止まらない。1ドル百円を切りそうな情勢であるが、円が強くなったわけではなく、アメリカ経済の不振によって、ドルの力が落ちただけだ。
外需頼みの経済成長を続けていた日本経済にとっては、ダメージが大きい。外需が駄目なら内需でという構造には、最近続々妥結している春闘の様子からは期待できないだろう。 近江商人の言葉に、“三方良し”という言葉がある。経営の指針として「顧客良し、売り手良し、世間良し」の三つの良しを目指すというものである。気に入っているフレーズである。 この中で、世間良しという言葉は、企業は社会満足も必要であるということを示している。日本の大企業は、賃上げの状況から見ると、世間良しの発想に乏しいのではないだろうか。賃金を抑制しての成長であるため、消費者に実感が乏しく、閉塞感が強くなっているのではないだろうか。 物価指数は、2000年を100とした指数で2005年には世界全体では119になっている。インフレに近い値であるが、日本は2005年には98で、先進国で唯一物価が下落している国である。このことが、賃上げを抑えても国民の大きな不満につながらなかったのである。 原油価格が110ドルを突破した。日本の物価も下がり続けるわけにはいかなくなった。賃金を据え置いたままで、国会が紛糾して選挙を迎えると… イチローが26打席目でようやくヒットを打った。10打席凡退した時からニュースになっていたのだが、いかにもイチローらしい話題だ。オープン戦でよかった。 PR
日銀総裁人事は、「チキンゲーム」の様相を示してきた。どちらが折れるかが問題になるのだが、気になるのは有力新聞の論調が民主党の責任に傾いていることで、申し訳程度に与党の不手際を述べている点だ。
まさに、論陣を組んで民主党の責任を問うているような感じがする。今朝の日経の春秋でも「なぜ反対かにさっぱり合点がいかない」としている。 この人たちは、2000年以降(小泉構造改革以降と言い換えてもよい)に日本がどのような状況に陥ってしまっているかの認識がまったくないのではないか。 1人あたりGDPは2000年には2位だったものが、2006年には18位にまで落ちてしまっている。それでも「いざなぎごえ」の景気回復という言葉を使っている。いざなぎごえによって、企業の業績は6年間で大きく向上し、内部留保や株主配当は3割以上増えているが、賃金は微動だにしない。 これが国内市場に閉塞感が漂う大きな要因である。この背景に、日銀の超低金利政策がある。金利の低さが経営者のモラルハザードを引き起こし、消費者の消費意欲の減退ということにつながっている。大量の国債を抱える財務省は、絶対に金利を高い水準に誘導することはできないはずで、財務次官経験者が現在の日銀総裁に適任であるわけがない。 欧米では、財・金分離にはなっていないということが、よく引き合いに出されるが、国債の発行残高など状況が違うと思う。 首相の行動記録を見ると、3月7日の金曜日の19時32分から、芝公園の「とうふ屋うかい」で報道各社の編集委員らとあり、12日の19時23分から、六本木のフランス料理店「エディション・コウジ・シモムラ」で田勢康弘日本経済新聞客員コラムニスト、岸井成格毎日新聞特別編集委員らとなっている。 メディアがこんなに権力と結びついていていいのだろうか。ナベツネの不可解な行動といい、「社会の木鐸」という言葉は本家の木鐸同様に死語になってしまったのではないだろうか。
昨日は18度を超えるポカポカ陽気だったが、今日の最高気温の予想は13度だという予報になっている。6時の気温が9度であり、それほど寒さは感じないのだが。
昨日は少し目の周りが痒いような気がした。これまで、花粉症の気配がなかっただけに、気のせいであることを望む。 人が一杯たむろし、思い思いに陽気を楽し んでいるようだった。天気予報の高田キャ スターが「九九消寒」という言葉を紹介して いた。冬至から81日目ごろに、冬が消え去 るという中国の諺のよう 指す言葉のようである。 昨夜遅くのニュースで、欧米の5つの中央銀行が市場に協調介入し、資金を大量供給することを発表した。ニューヨークの株価は大幅アップしており、東証も1万3千円台に回復するのだろう。中央銀行の協調の中に日本銀行の名前ないのはなぜなのだろうか。 日銀総裁の同意人事は、否決されそうである。首相は「何で反対されるのかよく分からない。今回の人事は専門家や経済界では評判がよいのに…」というコメントである。ポカポカ陽気のせいでの発言にしか思えない。 国際的な協調の中に日銀の名前が出てこないのは、低金利を続けているお陰で、金融政策でとるべき選択肢が著しく制限されているためではないだろうか。これを誘導しているのは財務当局であり、このような状況の中での5年間の副総裁の経験は何のキャリアにもならないと思う。 今朝の日経に、英国のエコノミスト誌の先月の特集記事の要約が掲載されている。「JAPAIN」というタイトルだ。この場合アイがあるからと喜べるものではない。日本の停滞は政治のせいであることを断言している。 サミットを待たず、速やかに選挙をするタイミングだと思うのだが…
経営破綻の危機に陥っている新銀行東京の経営問題について、現経営陣による調査委員会が、調査結果を昨日公表した。
「ずさんな経営」という指摘で、旧経営陣に責任を押し付けた形での報告になったようだ。 しかし、現在のトップである津島氏は元東京都の局長で、新銀行設立の中核メンバーであったと日経の記事にはある。そうだとすると、この報告書には疑問が残る。 新銀行東京の破綻は、旧経営陣の運営の仕方による問題もあろうが、設立計画そのものが無理な計画であった可能性もあり、調査委員長が設立の中核とするならば、旧経営陣の責任追及だけに終始するのは当然の話である。 昨日のニュースで流れた石原都知事へのインタビューでは、他人事のようなコメントが出されており、問題があるとする旧経営陣を指名した責任については全く触れようとはしていなかった。 旧経営陣のトップはトヨタ出身であるという。石原知事と奥田元経団連会長の、一橋人脈による人事のような気がするのだが、トヨタという会社は本業の自動車の経営は世界一かもしれないが、伝統的に自動車以外の事業への多角化は上手く行っていないような気がする。 トヨタブランドというだけで、経営が上手く行くとは限らないのではないだろうか。 今朝の日経の社説に、防衛省が記者会見を減らす要請をしていることについて、批判する記事が掲載されていた。記事が指摘するように民主主義にとって大きな問題であり、メディアが論陣を張って批判を展開すべきである。しばらく、「あらたにす」でこの問題を追っかけてみようと思う。 温かい雨、傘が必要なのだが散歩していて気持ちがよかった。避寒桜が満開になっている。この雨で、ソメイヨシノにも目覚めの合図が送られたと思う。 |
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