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公的年金の見直しが昨日発表された。100年安心と与党が訴える年金制度について、5年ごとに検証するものだ。

運用利回りや経済成長率、出生率など想定される条件により8つのシナリオを描き、その中位では2038年度でも現役世代の平均収入の50%を確保できるとしている。

とんでもない“予測”である。基本とされる中位の前提条件の中身を見ると、出生率は1.26と現状のままだが、運用利回りは4.1%と見ており、01-07年の実績では2.3%しかないので乖離が大きすぎる。賃金上昇率の2.5%というのもしかりで、大甘の前提でようやく与党公約の50%が維持できるということになっている。

行政の行う「需要予測」は施策の正当性を示すために、“結果”ありきの事が多い。アクアラインや本四架橋などの大赤字はその典型である。事業を行うために、現実離れした通行量予測と料金設定を行い、債務を作り上げているのである。これでは“需要予測”ではなく“需要願望”と言わざるを得ない。

今回の検証結果も、50%を保証するという与党の公約に合わせて作り上げた願望でしかない。これではますます年金制度に対する不安が募るのではないだろうか。現行の「仕送り方式」の年金制度は右肩上がりが前提になっているが、生産年齢人口は95年の87百万人をピークに減り始めており、根本から見直す必要があるのではないだろうか。

山形はモンテディオのJ1入りに続いて大きな盛り上がりを示しているそうである。映画はこの2年観たことがないのだが、久し振りに映画館に出かけるとするか。
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朝から雨模様だがそれほど寒くはなく、温かい雨である。春間近である。

今朝の日経の1面に世論調査の結果が出ている。支持率は15%と前月より4ポイント低下し、不支持はついに80%の大台に到達した。国民の大半からNOを突きつけられた結果を受けて、ようやく「総選挙で混迷を絶て」という署名記事が掲載されている。

ようやくと書いたのは、これまでの日経の論調が「政局より政策(景気対策)」という言葉を支持していたようだったからである。“政局”を避けた結果政権基盤が脆弱になり、政策が小手先の人気取り(定額給付金や狙いの歪んだ高速道路の割引サービスがその典型)に終始し、展望が開けないことにやっと気づいたように見受けられるからである。

しかし、不支持が80%に達する政権が、野党との修正協議に応じず、2/3条項を使って“粛々”と予算成立に望もうとする姿勢に、批判はまだそれほど大きくはなっていないのが私にとっては不満だ。不支持が80%になっている政権が修正協議に応じないのは民主主義のルール違反だと思う。何故この事を主張しないのだろうか?

中川問題でも、当初は「質問がかみ合わない問題」として報じ、問題が大きくなって会見のテープが流されるようになってから「ろれつが回らない状態での会見」と表現を変えたように、知らせたいのか隠したいのかわからないようなメディアの態度には不満である。

よいピッチャーが登場するとそれを打ち込もうと研究してバッターが成長し、強打者が登場するとそれを抑えるために投球術が磨かれる。切磋琢磨によるレベルアップである。わが国の政治が三流なのは、メディアが三流のためである。

日中は15度近くまで気温が上がるとの事だが、5時の気温は0度で部屋の中は寒い。何とかここまで風邪を引かず頑張ってきた(毎晩の風邪薬が効いているのだろう)だが、これからの時期は天候が変わりやすく寒暖の差も大きくなるので、気を使わねばなるまい。

日産自動車はついに事務職にもワークシェアリングの導入を決めたようである。強制的に休ませ、20%ほど人件費をカットするとの事、賃下げである。ワークシェアリングという美名?のもとに、これからドンドン賃下げが続くだろうから、1万2千円の定額給付金は焼け石に水である。

先行き不安から一段と生活防衛が進み、消費はさらに落ち込むのは必至だ。負のスパイラルがこのまま続くと、年間成長率もマイナス10%を記録するかもしれない。大恐慌という認識が必要かもしれない。

そんな中、私の生活防衛策の一つが晩酌のコストダウンである。量を減らすことはできないので、単価ダウンの方策を採らざるを得ず、スーパーの酒売り場で色々な安い商品を昨年から試している。

日本酒は、以前1升2000円前後のものだったが、今は1000円の紙パックである。500円台のものもあるのだが、隣の料理用と書いてある商品よりも安いものにはさすがに手を出しづらい。

焼酎は、以前は1升3000円前後の泡盛や黒糖酒を飲んでいたのだが、最近は900ミリ1000円のものに変えている。720ミリで480円というのを試してみたが、ここまでは落とせない感じである。

最近気に入っているのは南アフリカのワインである。白が580円、赤が780円であり試してみるとこれが結構いける。自宅の料理で飲む分にはこれで十分である。

量の確保を優先しているという事はまだ体力があるということでもある。今週末にいよいよ還暦に突入するが、量を減らして質を求めるようになると体力(気力かもしれないが)の衰えということを自覚することにしよう。

先週の土曜日は5月の気温だったが、今日は寒い土曜日となっている。とはいっても陽射しは強く、春の到来間近を感じる。

今日明日で、雑誌原稿を仕上げるつもりだ。「右肩下がりの時代のCS]というタイトルにするつもりなのだが、景気の悪いタイトルなので果たして受け容れられるだろうか。

景気の悪さは半端ではなく、そのために生活防衛のため出費を減らし、それが景気をさらに悪化させるという悪循環に完全にはまってしまったようだ。

パチンコ店にもはっきり現れている。パチンコの貸し球(購入するのではなく借りるという建前になっている)は1個4円なのだが、数年前から1個1円という低料金が出現した。借りるのが安いということは、換金するときも安くなりギャンブルとしての魅力は半減し、それほど受け容れられることはないだろうと見ていた。

ところが、最近パチンコ店を覗いてみると、客付きは断然1パチ(最近はこういう名前が定着している)に分があり、4円のコーナーはガラガラ、1パチは空きがないというケースがよく見られる。

1パチは1箱を換金しても1000円になるかならないかで魅力はないのだが、景品に交換すると1箱でタバコが6個になり、少し魅力度がアップする。2箱も出すと缶ビール(発泡酒ではなく本当のビール)6本に、タバコ6個にはなる。

最近私はもっぱらタバコとビールは1パチで“購入”することにしている。1パチの効用がわかると、これまでの4円のパチンコはできなくなる。あっという間に軍資金が底を突くからである。

ストックが底を付きかけているので、そろそろタバコとビールを仕入れに行くとするか。

雪になるかもしれないとの事だったが、どうやら雨で収まりそうだ。不慣れな雪道を歩かずに済み助かる。

この数日のスポーツニュースはゴルフの石川遼のアメリカツアー参戦と、WBCの合宿の2つに集中している。例年ならプロ野球のキャンプのニュースでもう少し盛り上がるのだが、新人にこれといったメディアが取り上げたくなるような選手がいないこと(巨人の太田が当初は注目されていたがすぐに二軍落ちしてしまった)、スター選手がWBCの合宿に行っているためでもある。

このWBCの合宿に、連日4万人の観衆が詰め掛けている。人口100万人ほどの県で平日にもかかわらずこれだけの見物客を動員するのだから驚きである。ガソリン代や飲食で1人1000円は出費するだろうから、ちょっとした経済効果であり、知事が宮崎牛20キロを差し入れても十分ペイするのではないだろうか。

サッカーのW杯がそうであるように、チームスポーツ=球技の国際大会は盛り上がる。ふだんのリーグ戦にはほとんど関心を示さない人も、この時だけはナショナリズムを刺激されるのか、テレビの前にかじりついて応援する。

特に今は底の見えない不景気の谷にはまり込んでいるのに、資質の疑われるリーダーが迷走しており、国民のイライラはピークに達している。今回のWBCは前回以上に盛り上がるのではないだろうか。

最初の盛り上がりは、33人の合宿参加者から28人に絞られる代表選考だろう。松中を選んでほしいのだが、プレッシャーに弱いイメージがあり、どうなのだろうか。



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