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昨日のニュースで少し腹が立ったのは、浜名湖のボート転覆事故だ。中学生の女の子が一人亡くなっている。これは人災だと思う。昨日は南風が吹いていたが、海の上では南風は厄介な風である。同じ5メートルの風速でも、南風は北風の2倍のうねりがある。陸地をから吹き下ろす風と、海から吹き上げる風の差である。

釣り船は南風が強いと出船しないことが多い。危険ということもあるが、船酔いが多く釣りにならないからだ。昨日の場合も、沖合を目指すコースから沿岸を航行するコースに変更したらしいが、船酔いする子供が多く、モーターボートで曳航する時に転覆したらしい。

ボートを運営する施設の管理者の判断ミスだ。中学生といえども3か月前までは小学生であり、子供は船酔いしやすく訓練にならないことがわからなかったのだろうか。引率の教諭にも問題がある。知識がないことで、判断を専門家である“プロ”に委ねたのであろう。

問題は、自分で考える力がないことと、気象に対する知識が乏しいことである。天気予報のない昔の人は、空を眺め風を感じて天気を見立てていた。観天望気である。現在は天気予報が進歩し、特定の場所・時間でのピンポイントの予報も提供されている。その精緻さゆえに天気予報に頼りすぎると同時に、結果だけを求めるようになり、天候がもたらすものについての知識が欠落してしまったのではないだろうか。

情報が氾濫している時代であり、「情報の取捨選択」の技術が問われているのだと思う。

 

昨夜は、セルビアとドイツの試合と、アメリカとスロベニアの後半を観た。負けたとはいえ、1人少ない人数にもかかわらず攻め立てたドイツや、2点差を追いついたアメリカのファイトに、国同士の戦いの面白さが満喫できた。

今晩はオランダ戦、前半を0に抑えればチャンスはあると思う。早い時間に点を取られると、韓国の二の舞になると思う。巨漢チームには、松井のドリブルが有効だと思うのだが…



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民主党が参議院選挙のマニフェストで、消費税に踏み込んだことが今朝の日経のトップ記事になっている。党派を超えて議論したいというのだが、少し疑問がある。

財政状況や社会福祉関連経費の増大を考えると、ある程度の消費税アップは仕方がないという雰囲気は、有権者に徐々に広がっており、かつてのように政権にとっての鬼門ではないと思う。引っ掛かるのは、党派を超えて議論するという部分である。

国会は政策や法案について論議する場であり、元々党派を超えて議論をしているはずである。それを消費税問題であえて強調するというのはどういう意味があるのだろうか。自分だけが悪者になるのではなく、みんなで責任を分担し合うという逃げの手に見えてならない。

首相就任の記者会見で、攻めるのも逃げるのも早い「奇兵隊内閣」と呼んでもらいたいと発言していたが、首相交代のご祝儀支持率の温もりを冷まさずに参議院選挙にのぞむために、会期延長を拒否したことも含めてこの内閣は「逃げの内閣」としか映らない。

消費税は次の衆議院選挙の争点だとしているが、このままでは今回の参議院選挙の争点にもなりそうだ。そうだとすると、国会審議の延長に応じて、堂々と議論すればよかったのではないだろうか。戦略の失敗に思えてならない。

韓国はアルゼンチンに大敗したが、次のナイジェリアには勝てそうなので一次リーグ突破はなるだろう。ここまで見た感想は、南米勢が強くアフリカが不振ということと、攻撃力のチームが苦しみ、専守防衛のカウンター一発のチームが健闘していることである。見ていて最も楽しいチームはチリ、最もワクワクする選手はメッシ、というのが今朝までのW杯の感想だ。

昨日の蒸し暑さが残っているためか、寝苦しさのあまり眼が覚めてしまった。アメダスの気温では4時で22度もある。今日も気温が上がりそうだ。

昨夜は、スペインとスイスの前半で睡魔に勝てず、ダウンしてしまった。なぜなのか、優勝候補のスペインの試合は予選リーグでは、昨夜のスイス戦の放映だけしかない。そのために昨夜はトライしたのだが、日中の疲れが大きかったのだろう、前半しか見る事が出来なかった。

圧倒的に攻めていたのだが決め手に欠き、眼が覚めるとスイスが1-0の勝利であった。スイスは前回大会の4試合をすべて無得点に抑えている。決勝トーナメントでPK戦の末の敗退である。

昨日も点を取られずに終わったため、W杯で5試合連続で失点なしというのは、日本の目指す「専守防衛」戦法のお手本のような存在だ。「永世中立国」を宣言していることが、防衛につながったのだろうか。

昨日の8時半からの試合だったチリもスペインと同じように見て楽しいサッカーをしている。H組の放映は、21日のチリとスペインの1試合しかなく必見なのだが、時間が11時開始という最悪の時間帯なので…
今日は朝から仕事で出かけなければならず、更新が遅くなってしまった。とにかく、今日は蒸し暑くひどい暑さの中で、3件も回るというのは少し堪えた。寒気が接近すれば夕立ちは必至の状況で、夕立の降り損ないというのはいただけない。おかげで、ビールが旨いのだが…

大相撲の賭博問題が大きなニュースになっている。発端となった大関の引退は避けられないだろうが、親方衆にも疑惑をもたれるという人物が多数いるようだ。麻雀や競馬ならともかく、野球賭博というのは暴力団の収入源であり、そこに関与していたとするならば、ただでは済まないと思う。

おそらくNHKは名古屋場所の放映はできないのではないだろうか。それ位の事をしなければ、相撲界は立ち直れないと思う。

野球賭博というのは、ハンデ師による精緻なゲーム制で昔から人気があり(?)プロ野球界は、黒い霧事件で大きな痛手を負っている。相撲賭博というのは寡聞にして聞いたことがない。八百長が多すぎて、博打の対象にもならないということなのだろうか?

理事長のいうように「膿を出し切る」と、相撲協会は無くなってしまうかもしれないような事件だと思う。
昨夜は晩酌を控え目にし、チビリチビリとグラスをなめながらテレビ観戦をしたのが功を奏し、11時からの試合もなんとか乗り越える事が出来た。

専守防衛に徹し、少ないチャンスをものにするという理想的な試合展開だった。実力が上の相手に、日本が勝つにはこれしかないという戦法である。同じレベルか格下の相手が中心となるアジアの戦い方とは違うということだ。

そのために、出場する選手もかなり変わった。これまでレギュラーだった選手が外れ、控えに回っていた選手が抜擢された。親善試合も含めて一度も試したことのない布陣であり、岡田監督は大きな賭けにでたわけだ。最後の練習試合で、ベールを脱いだのだが、マスコミの論調は懐疑的だったと思う。

見慣れない布陣に違和感を覚えたためだろう。これで負けていれば大きな非難を岡田監督が受けるところだったが、これで外野の声も完全に封じ込める事が出来たと思う。マスコミというのは極めて保守的であり、黙らせるには結果を出すしかないということを改めて感じさせられた。

オランダとデンマークの試合を見る限り、オランダには勝てそうもない。いくら専守防衛に徹しても、オランダの攻撃を封じるのは難しいだろう。攻撃のスピードが1ランク上であり、一瞬のすきを突かれて失点するというシーンが眼に浮かぶ。昨日の試合にもあったクロスバーという12人目の選手に助けられて、0-0の引き分けが考えられる最上の結果だろう。

デンマークには勝てるチャンスがあると思う。速さがないということと、勝ち点3を取りに前がかりに来るだろうから、隙が生まれると思うからだ。これで24日まで楽しめそうだ。

はやぶさの帰還に続く明るいニュースで、閉そく感の漂う日本社会に自信を取り戻すきっかけになるとよいのだが…



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