社長のブログです
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懸念していた「ブラック・マンデー」がどうやらニューヨークで現実のものになったようだ。先に始まったアジアの市場は2~4%の下げだったが、地球を一回りしたニューヨークでは増幅し、6%近い暴落となった。
歯止めをかけるべき一番の経済大国の株式市場が、増幅させてしまったのだから、グルグル回りがどこで収束に向かうのかわからなくなってしまった。今日は「ブラック・チューズデー」になりそうだ。 今回の事態の中ではっきりしたことがある。昨日の朝に発表されたG7の声明に市場が全く反応しなかったこと、アメリカではオバマ大統領が声明を出した時には400ドルの下げだったものが、談話を受けてさらに200ドル以上も下げてしまった。中身のなさを市場が見透かした結果であり、政治が発するメッセージの空虚さは洋の東西を問わないということか。 昨日は腹の立つニュースがあった。大文字の送り火に、震災で倒れた陸前高田の松に、遺族たちが鎮魂の文字を書いたものを使用する予定があったものを、「放射能汚染の心配がある」という抗議が殺到したことで、計画が中止になったというニュースである。 京都の人間にとって、白河の関を越えると奥州あるいは蝦夷という一つの国にしかみえないのかもしれない。陸前高田がどこにあるのかしらないのだろう。 京都には「一見さんお断り」という文化(?)がある。五山の送り火も一見さんは入れないのだろうか。鎮魂のための送り火なのだが、今年の夏は見る気がしなくなった人が多いのではないだろうか。 PR
冷夏を心配していたが、先週末から猛暑がぶり返してきた。土日は仕事が入っていたためエアコンの使用は控えられることになったが、今日からしばらくは“自宅待機”状態になるため、エアコンはフル稼働になりそうだ。
ぶり返してきたのは、金融不安も同じだ。3年前のリーマンショックを契機とした不安定な金融市場が、ここにきて一斉にマグマを吹き上げだしたように思われる。 今朝の日経の一面の片隅に、「株式時価総額 世界で650兆円減 4月末から 欧米財政不安響く」という見出しの記事が掲載されている。8月5日の世界の52か所の取引所の時価総額は51兆ドル弱で、ピークだった4月末の59兆2千億ドルから14%減少したということになっている。すでに大きなダメージを受けている。 これだけ不安を抱えている中で、米国債の格付け引き下げというショッキングなニュースが付け加えられただけに、今日が「ブラック・マンデー」にならないように、G7の緊急電話会談がこの時間続けられている。 トップバッターを受け持つ東京市場がどのような動きを示すのかに、世界中の注目が集まっていると思う。ここで暴落が起こるようなら、世界中にパニックが拡がりそうな気配にあるからだ。 G7がどんな手を打つのかも含めて、9時過ぎまでニュースを注視したい。お金持ちはさぞかしドキドキしていることだろうと思う。
昨日からようやく夏空が戻ってきた気配で、しばらくエアコンのお世話になる日が続きそうだ。先日テレビの番組で、電気料金の請求書に、前年の電力使用量が掲載されていると紹介されていた。今まで請求書は料金を確認するだけで、前年の数値が掲載されているのは知らなかった。
改めて請求書をチェックしてみると、節電を意識していたのだが、先月の電気使用量は昨年の5割増しだった。6月12日から7月10日までのカウントだから、一カ月のフライングで夏に突入したことを示す数値である。逆に冷夏を感じさせた7月下旬からの2週間があったため、今月の電気使用量が昨年をどれだけ下回るのかが楽しみでもある。感覚的には3割は減っているはずなのだが… 気候という外的要因によって電気使用量が大きく変化することが良くわかったが、為替レートも外的要因によって大きく変動するのには驚かされる。このところの円高は、日本の産業・景気が好調という自力の要因ではなく、ほかよりちょっとましという変な理由によるものだ。 日本経済は失われた30年に向かってまっしぐらに進んでおり、明るさは全く感じられないのに円高が進むということは、アメリカやヨーロッパの経済がもっとひどい状況にあるということだ。 産業界から悲鳴が上がっているのに応えて、ようやく政府は為替介入に踏み切った。単独介入で効果は疑問視されていたが、面白いように円安が進み、一時80円台まで戻した。 しかし、その後は78円台で推移しており、それほど大きな効果とは言えないものになってしまった。さらに、今朝のニューヨークの株式市場は500ドルを超える暴落になってしまった。これでは、為替介入や金融緩和による対策も水の泡になってしまいそうだ。 巨額の財政赤字を抱え、成長の兆しが見えないのに他よりましという不思議な円高になっているのは、個人金融資産1400兆円の威力だと思う。これがあるから、国債消化を苦労せずに済んでいるためである。 しかし、このペースで財政赤字が進むと10年ほどで個人金融資産は食いつくしてしまいそうだ。何とかしなければならないのだが、責任を負うべき政治の世界では「子どもか児童か」という党利党略しか考えていないのは憤りを感じるしかない。 ダイエットの有効な方式として、毎日体重を記録するというのがある。数字を目にすることで注意を促すものであり、前年の電力の掲載も同じような効果を狙ってのものだろう。 この際、個人金融資産から国債の発行額を差し引いた、「個人金融資産残高」を毎日公開したらどうだろうか。最近メトロの駅には、電力消費量を掲示するモニターが設置されている。節電に逆行しているようだが、数字を常に目にすることで、モニターの電力使用以上の大きな効果があるのだろう。 このモニターに、「今日の個人金融資産残高」も合わせて表示するのだ。
なでしこジャパンの国民栄誉賞の受賞決定に続き、サッカー協会からの報奨金の増額が発表された。規定の150万円に500万円をプラスすることになり、キリンからの100万円と合わせると750万円になり、世界チャンピオンにふさわしいプレゼントになったように思う。
プロ契約をしている選手は一握りで、大半の選手は事務やコンビニのアルバイトなどをしながら選手生活を続けている。プロ契約といっても、月収30万円程度とされているから、年収の2~3倍のボーナスになる。世界一の価値の目安ということか。 国民栄誉賞の方は、選手・監督だけでなくトレーナーや医師など、裏方さんも含めて40人近い人が受賞対象になるということだ。これまで国民栄誉賞は個人を対象に送られており、団体は今回が初めてということになる。 裏方も含めての表彰というのは極めて珍しいケースだ。選手の活躍の陰には裏方さんのサポートが欠かせないはずで、裏方さんにもスポットライトをあてた今回の表彰は官邸のヒットであると思う。 その官邸の裏方さんがあまり機能していないように見えるのはどうしたことだろうか。
アメリカは土壇場で債務不履行になる危機から、取りあえずは脱出した。しかし、当座の3カ月はしのげる目途が立っただけで、11月以降については人質にとられたままであり、騒動の再燃の可能性はないとは言えないようだ。はた迷惑な話だ。
一方の日本でも、人質に取った赤字国債の特例法案を巡って駆け引きが続いている。野党は前回選挙での民主党の得点源だった子ども手当の骨抜きに躍起となっており、所得制限の枠についてオークションのようなやり取りが続いている。 高速道路の無料化や、農家の所得保障のような政策はバラマキであると思うが、子ども手当は単なるバラマキではなく、「社会で子どもを育てる」という理念には一本筋が通っており、福祉施策的色合いが濃い児童手当とは一線を画する必要があると思う。 ここでずるずる野党に押し切られるようなら、次の選挙で民主党は野党に転落し、ねじれも解消してしまいそうだ。この問題に首相の影が見られないのはどういうことなのだろうか、これこそ粘り腰を発揮する時だろうに。 ところで、昨夜の首相の動静を見ると、19時27分「イスラム諸国の駐日大使らと夕食会」、20時2分「赤坂の日本料理店赤坂光楽亭で岡本秘書官、22時11分「公邸へ」となっている。客人の接待はさっさと切り上げ、後はよろしくやるというのはどういうものなのだろうか。おかしな行動だ。 |
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